こんにちは。
早いもので4月も終わりに近づき、ゴールデンウィークが始まろうとしています。
今年は最大9連休だとか。過ごし方は色々ですが、有効に過ごしたいですね!
さて、人事労務の視点でみれば、年度も変わり雇用保険料率・健康保険料率の改定がありました。
また、雇用関係の助成金に関しても改正・統廃合がありましたので、いくつかご案内します。
キャリアアップ助成金
有期雇用社員を無期雇用社員若しくは正規雇用社員に転換した場合等に助成されます。
各コースの統廃合や助成額が見直されました。
「正社員化コース」の助成額は、1人当たり最大60万円(中小企業の場合)でしたが、見直しにより1人当たりの助成額は57万円に変更とされました。
ただし、一定の生産要件を満たした場合には1人当たり72万円が支給されます。
人材開発支援助成金(旧キャリア形成促進助成金)
雇用する正規労働者に職務に関する職業訓練等を実施した場合に、訓練経費・賃金の一部を助成する助成金です。
こちらも、各コースの統廃合に助成額の変更がありました。
これら助成金に共通するのは、導入するだけではなく、生産性の向上等(導入した結果)により重きを置いた点が特徴です。
今後ますます労働力人口が減少します。会社からも働く側からも、ワークライフバランスという言葉に代表されるように、メリハリのある働き方が求められています。
そのような世の中の流れに対応するように、助成金全体として、導入部分に対する助成額を減らし、生産性の向上等(導入した結果)を達成した場合に割増にて助成を行う形態に、順次変更していくのではないでしょうか。
たきもと事務所では、人事・労務のすべてをサポートをしております。今回ご紹介した助成金はもちろんのこと、人材育成やブランディングに欠かせない企業理念策定・人事制度等のお手伝いもしております。
何なりとご相談ください。
この記事の執筆者
![瀧本 旭](https://steady-sr.com/wp-content/uploads/2018/10/takimoto.jpg)
- 社会保険労務士法人ステディ 代表社員
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